ワーキングメモリージャーナル ~データ編~
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ワーキングメモリトレーニング澤口俊之『脳力道場』(幻冬舎ソフト文庫)より現在、さまざまな脳力開発教材において、脳の活性化が謳われています。しかし、脳の活性化と脳力育成の間にはほとんど関係がありません。子どもたちの脳力開発教材として重要なことは「どんな脳力を伸ばせばよいか」です。ワーキングメモリはさまざまな知的能力の「基礎」となっているもので、思考力や問題解決能力、判断力、計画性、自己制御能力なども「ワーキングメモリ育成法」によって伸びることが予想されます。こうした仮説のもと、いくつかの幼稚園や小学校の協力を得て、育成カリキュラムを毎日10分ほど、2カ月間行いました。ワーキングメモリのトレーニングに関する研究

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