ワーキングメモリージャーナル~知識編~
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ワーキングメモリは、人間の知的活動の基盤ですが、その容量に大きな個人差があり、学びの個性を把握する重要な視点です。教師や支援者にとって必要なことは、ワーキングメモリという一人ひとりの学びの個性を把握し、それに合った教育や支援を行うことです。子どもの学習の道筋や速度に応じた教育を行わなければ、効果を発揮しないばかりか、課題に失敗し続け、その子どもは、ますます自信を喪失してしまいます。私たちはこれまで多くの子どもたちを見てきました。その中で、ワーキングメモリについて分かってきたことを、教師(支援者)や保護者の方々と共有し、子どもの教育に生かしていきたいと思っています。学びの個性を把握し、生かし、伸ばす

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