協会概要

事業目的

幼児、児童の福祉と教育の向上に貢献することを目的とする

サービスの主たる対象

保護者様/幼稚園・学校等の教育関係者様/療育支援スクール等の関係者様

事業内容

  • ワーキングメモリの観点から幼児、児童の学びの特性を見つけて伸ばすための支援、アドバイス
  • 「ワーキングメモリと学び」に関するセミナー、勉強会、講演会、書籍の出版等
  • 簡易版HUCRoW(フクロウ)のアセスメント
  • HUCRoW(フクロウ)のアセスメント

ソリューション

  • 子どもの「学びの特性」を見つけること
    例)学び方において「ことば」または「イメージ」の得意な方がわかる
  • 子どもが家庭学習の習慣を身につけ、成績が向上すること
名称一般社団法人ワーキングメモリ教育推進協会
設立2020(令和2)年2月25日
所在地〒819-1117
福岡県糸島市前原西1丁目8-27第2広瀬ビル201・202
メールinfo@infinitemind.jp
代表理事湯澤 正通
広島大学大学院人間社会科学研究科/教授
理事野瀨 愛未
上級インストラクター
㈱インフィニットマインド
理事川又 愛莉
㈱学研エデュケーショナル
湯澤 代表理事
野瀨 理事
川又 理事

代表理事よりメッセージ

学びの個性を把握し、生かし、伸ばす

 学習の道筋やそこを歩む速さは子どもによって異なります。真っ直ぐ、スタスタ歩く子どももいれば、寄り道をしながらのんびり歩む子どももいます。学びの個性があるからです。学びの個性は、ときに、学校での画一的な教育と相容れないこともあります。そんな子どもは、「怠けている」とか、「がんばりが足りない」とか叱られて、傷つき、自信を失ってしまいます。むしろ、寄り道しながらのんびり歩むことを、学びの個性として理解し、個性に合わせた教育を行えば、その子どもは、学びの喜びを感じ、自信を持って学習の道を歩み、ゴールに到達することができます。

 ワーキングメモリは、人間の知的活動の基盤ですが、その容量に大きな個人差があり、学びの個性を把握する重要な視点です。教師や支援者にとって必要なことは、ワーキングメモリという一人ひとりの学びの個性を把握し、それに合った教育や支援を行うことです。子どもの学習の道筋や速度に応じた教育を行わなければ、効果を発揮しないばかりか、課題に失敗し続け、その子どもは、益々自信を喪失してしまいます。

 私たちはこれまで多くの子どもたちを見てきました。その中で、ワーキングメモリについて分かってきたことを、教師(支援者)や保護者の方々と共有し、子どもの教育に生かしていきたいと思っています。

 第1に、ワーキングメモリという学びの個性を把握することで、その子どもの持っている力の伸ばし方や弱い面の補い方が見えてきます。支援者や保護者の方々は、どうしても子どものできないことに目が行きがちですが、強い側面を意識し、それを生かし、伸ばしてあげることが大切です。

 第2に、学習につまずいていても、ワーキングメモリに何ら問題がないことがあります。例えば、読むことが難しい子どもは、音声情報に関するワーキングメモリに弱さを抱えている傾向がありますが、そうでない子どももいます。読みの難しさが発達障害の特性に起因することもありますし、生活習慣や家庭環境の影響を受けていることもあります。それぞれ原因に応じて異なる支援を行わないと、うまくいきません。

 学習の筋道や速さが異なっていても、適切な教育や支援によって子どもは成長します。子どもは、「できた」とき、喜びの笑顔をたたえます。それはまた、支援者や保護者にとっても至福のときです。

代表理事 湯澤 正通

パートナー企業

関連事業

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